iPS細胞エクソソーム治療(上清液)
連携取扱指定医療施設へのご案内

全国初
iPS細胞エクソソーム(上清液)を用いた治療症例モニター募集開始

対応疾患

糖尿病、腎臓病、肝臓病、肺疾患、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)後遺症、変形性膝関節症および股関節、コロナ後遺症、免疫力UP、美顔、薄毛、ED

iPS細胞エクソソーム(上清液)を用いた治療
(取扱指定医療施設へのご案内)

症例モニター価格

点滴55万円(税込)
局所注射52.8万円(税込)

間葉系幹細胞を用いた治療
(全国提携先病院・クリニックへのご案内)

治療価格

点滴1回143万円〜330万円(税込)
局所注射1回110万円〜220万円(税込)


※費用はいずれも取扱指定医療施設・提携先病院・クリニックへお支払い頂きます。当センターが費用を頂くことはありません。

お問合せから治療までの流れ

お問合せフォームに必要事項をご記入ください。こちらからお電話を差し上げ、症例モニターについてご説明をいたします。

現在の症状やこれまでの治療歴など詳細なお話をお伺いいたします。

患者様の症状に沿った医療機関を選定し、ご紹介させていただきます。

目 次
目 次

細胞を用いた再生医療とは

体の傷んだり失われたりした組織や臓器を、自分の細胞を使って修復・再生する医療のことです。

例えば、

  • やけどやケガで失われた皮膚→自分の皮膚細胞を培養して移植
  • 心筋梗塞で壊れた心臓の細胞→iPS細胞から作った心筋細胞を移植
  • 膝の軟骨がすり減った場合→自分の幹細胞を培養して局所注射で再生

といった治療が行われています。特にiPS細胞・iPS細胞培養上清液を用いたがん化しない治療の研究、技術が進んでいます。

再生医療が注目される理由

  • 体の機能を元に戻せる可能性がある(従来の治療法より根本的な治療が可能)
  • 自分自身の細胞を使えば拒絶反応が少ない
  • 病気やケガだけでなく、老化による機能低下の改善も期待できる

iPS細胞(人工多能性幹細胞)治療とは

細胞レベルで病気や損傷した組織を修復することを目指した再生医療の最先端技術です。体細胞に遺伝子を導入して、胚性幹細胞(ES細胞)に似た多能性を持つ細胞に変化させたものです。

主な特徴

  • 多能性
    iPS細胞は、体のあらゆる種類の細胞(神経、筋肉、肝臓、心臓など)に分化する能力があります。
  • 自己由来
    患者自身の細胞から作製することで、免疫拒絶反応のリスクを下げられます。
  • 倫理的問題の軽減
    ES細胞は胚から作られるため倫理的な議論がありましたが、iPS細胞は体細胞から作られるためその問題から回避されます。

開発

  • 2006年に山中伸弥教授(京都大学)がマウスで、2007年にヒト細胞で作製に成功しました。
  • これにより、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

※YouTubeの動画を埋め込んでおります都合上、関係のない動画や広告が表示されますことをご了承ください。

iPS細胞エクソソーム(上清液)治療とは

医療技術の進化により、病気やケガの治療方法は飛躍的に進歩しています。特にiPS細胞(人工多能性幹細胞)を活用した治療法は、将来的にさまざまな病気やケガの治療に役立つ可能性を秘めてます。その中でもiPS細胞培養上清液を利用した治療は、iPS細胞そのものを使わず再生医療の恩恵を受けられる新たなアプローチとして期待されてます。

※iPS細胞を培養した時に得られるエクソソーム(上清液)を利用する治療法です。

上清液とは

細胞を培養すると、培養液の中に細胞が分泌する成長因子やサイトカインと呼ばれる生理活性物質が含まれます。この細胞を取り除いた後の液体を上清液と呼びます。

 
iPS細胞

iPS細胞

 
iPS細胞培養液

iPS細胞培養液

 
サイトカイン・エクソソーム
iPS細胞エクソソーム 培養上清液

iPS細胞 培養上清液

上清液
iPS細胞エクソソーム

iPS細胞培養液

サイトカイン・エクソソーム
iPS細胞 培養上清液

iPS細胞 培養上清液



主な特徴

iPS細胞の培養中に細胞が分泌する液体には、さまざまな生理活性物質が含まれています。これらは次のようなものです。

  • サイトカイン
    免疫や炎症反応の調整に重要なタンパク質。抗炎症作用や免疫制御作用を持つ。
  • 成長因子
    細胞の増殖・分化を促進する因子(VEGF、TGF-β、HGFなど)が含まれ、組織の修復や血管新生をサポートする。
  • エクソソーム
    細胞外小胞と呼ばれるナノサイズの物質。細胞間のシグナル伝達を担い、再生や免疫調節に大きな役割を果たすとされている。

これらの成分が複合的に作用することで、細胞の再生や炎症の制御が可能となります。

期待される治療効果

創傷治癒の促進(ケガや手術後の回復)

  • 皮膚の再生を促し、傷跡を最小限に抑える
  • 骨折の治癒を早める
  • 手術後の組織修復を助ける

応用分野

外科手術後の回復、やけど治療、美容医療(シミや傷跡の改善)

神経疾患(アルツハイマー病・脊椎損傷など)

  • 神経細胞の修復、再生を促進
  • 炎症を抑制し、神経機能の回復をサポート
  • 認知症の進行を抑える可能性

応用分野

パーキンソン病、脳梗塞のリハビリ、脊髄損傷の治療

関節疾患(変形性関節症・関節リウマチ)

  • 軟骨細胞の修復を助け、関節の機能回復を促す
  • 炎症を抑え、痛みを軽減

応用分野

関節リウマチ、変形性膝関節症、スポーツ障害

美容・アンチエイジング

  • 皮膚のコラーゲン生成を促し、シワやたるみを改善
  • 毛髪の再生を助け薄毛治療に応用可能

応用分野

美容皮膚科、エイジングケア、毛髪再生治療

免疫機能の改善(自己免疫疾患・慢性炎症)

  • 免疫バランスを整え、自己免疫疾患の症状を軽減
  • 慢性的な炎症を抑え、体の不調を改善

応用分野

アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎、自己免疫疾患の治療

糖尿病におけるエクソソーム(上清液)の治療効果の可能性

膵臓細胞の保護と再生促進

  • 膵臓細胞(β細胞)破壊の抑制
    1型糖尿病や2型糖尿病において、免疫系の異常や酸化ストレスにより膵臓細胞が破壊されます。上清液に含まれる抗炎症サイトカインや成長因子が、膵臓細胞の炎症やストレスを軽減し、破壊を防ぐと考えられます。
  • 膵臓細胞の再生促進
    iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる成長因子(IGF-1、HGF、FGFなど)が膵臓細胞の増殖や機能回復を促進することが示唆されています。これによりインスリン分泌が回復する可能性があります。

インスリン抵抗性の改善

2型糖尿病では細胞がインスリンの働きに応答しにくくなるインスリン抵抗性が主な原因です。

  • エクソソーム(細胞間のシグナル伝達因子)が脂肪組織や肝臓の細胞での感受性を改善します。
  • インスリンシグナル伝達経路の正常化により、血糖の取り込みが促進され、血糖値のコントロールが改善する可能性があります。

血管新生と血流改善による合併症予防

  • 糖尿病に伴う網膜症、腎炎、神経障害は微小血管の損傷や血流不足が原因です。
  • 上清液中のVEGF(血管内皮細胞増殖因子)などが血管新生を促し、細胞や組織への十分な血流を確保することで、これらの合併症の進行を抑える効果が期待されています。

腎臓病におけるエクソソーム(上清液)の治療効果の可能性

抗炎症作用による腎機能の保護

  • 慢性腎臓病は腎臓の炎症が進行して腎機能が低下する病気です。
  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる抗炎症サイトカイン(IL-10、TGFβなど)は腎臓での炎症反応を抑制し、腎組織の損傷を軽減すると考えられます。
  • これにより、腎臓の線維化(腎臓の硬化と機能低下)の進行を抑える効果が期待されています。

腎細胞の再生促進

  • 腎臓の細胞が傷ついた際に、iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる成長因子(HGF、VGEF、など)細胞の再生を促進し、腎機能を部分的に回復させる可能性があります。
  • HGF(肝細胞増殖因子)は腎臓の修復や再生に特に重要な役割を果たすことが知られています。

酸化ストレスの軽減

  • 腎臓病の進行において、酸化ストレスが腎臓細胞を損傷する主要な原因の1つです。
  • iPS細胞エクソソーム(上清液)には酸化ストレスを軽減する物質が含まれているとされ、腎細胞のダメージを抑制することが期待されています。

血管保護と腎血流の改善

  • 慢性腎臓病では腎臓内の血管が損傷することで腎血流が低下し、腎機能が低下します。
  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれるVEGF(血管内皮増殖因子)が腎臓の血流を改善し、腎臓内の細胞に十分な酸素や栄養を提供できるようにする効果が期待されてます。

iPS細胞エクソソーム(上清液)を腎臓病治療に利用するメリット

  • iPS細胞そのものを移植する場合と異なり、細胞を使用しないためがん化のリスクがありません。
  • 他人由来のiPS細胞でもエクソソーム(上清液)に免疫拒絶の原因となる組織成分が含まれないため、免疫反応のリスクが少ないです。

肝臓病におけるエクソソーム(上清液)の治療効果の可能性

肝細胞の再生促進

  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる成長因子(HGF:肝細胞増殖因子、FGF、IGF-1など)は損傷した肝細胞の再生を促進することが示されています。
  • HGFは特に再生において重要であり肝臓の修復を加速させる効果が期待されています。
  • 急性肝障害や慢性肝炎で損傷した肝臓の修復に役立つ可能性があります。

抗炎症作用

  • 肝臓病は慢性的な炎症によって進行します。iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる抗炎症性サイトカイン(IL-10、TGF-βなど)の過剰な分泌を抑制し、慢性炎症を軽減することが期待されてます。
  • この抗炎症効果により、慢性肝炎やアルコール性肝障害の進行を抑えられる可能性があります。

肝線維化の抑制

  • 肝臓が慢性的な損傷を受けると、線維化(コラーゲンなどの細胞外マトリックスの過剰蓄積)が進行します。これが悪化すると肝硬変に至ります。
  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる成分が、肝星細胞(肝臓の線維化を促進する細胞)の活性化を抑制することにより、線維化を抑える効果が報告されています。

免疫調整作用

  • iPS細胞エクソソーム(上清液)には、免疫系の過剰な攻撃を抑える免疫調整因子が含まれており、自己免疫による肝臓の損傷を軽減する効果が期待されています。

iPS細胞エクソソーム(上清液)を肝臓病治療に利用するメリット

  • 細胞移植不要のため安全性が高い
    iPS細胞を直接移植する場合と異なり、がん化のリスクがないため安全性が高いです。
  • 免疫拒絶反応の低リスク
    エクソソーム(上清液)には免疫系を刺激する細胞成分が含まれていないため、他人由来のiPS細胞を用いた場合でも免疫拒絶のリスクが少ないです。

広範囲の肝臓病に適応可能

  • 急性肝障害、慢性肝炎、肝線維化、自己免疫肝炎など、さまざまなタイプの肝臓病に適応できる可能性があります。

脳梗塞におけるエクソソーム(上清液)の治療効果の可能性

脳梗塞は脳の血流が途絶えることで神経細胞が損傷する病気で、後遺症として麻痺や言語障害が残ることがあります。iPS細胞エクソソーム(上清液)の成分には、神経保護、血管新生、抗炎症などの効果が期待されており、脳梗塞の進行抑制や機能回復に役立つ可能性があります。


神経細胞の保護と再生促進

  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる神経成長因子(NGF)、脳由来神経栄養因子(BDNF)、神経栄養因子GDNF)などは、損傷した神経細胞の修復や再生を促進する効果があると考えられています。
  • これにより脳梗塞によって損傷した神経細胞の生存率が向上し、神経機能の回復が促される可能性があります。

血管新生の促進

  • iPS細胞エクソソーム(上清液)には血管内皮細胞増殖因子(VEGF)や肝細胞増殖因子(HGF)などが含まれており、新しい血管を作り出す血管新生を促進する効果が期待されます。
  • 血流が途絶えた部分に新しい血管を形成することで、脳への酸素供給が改善され、脳組織のさらなる損傷を防ぐことができるとされてます。

抗炎症作用

  • 脳梗塞の炎症反応は、二次的な脳損傷を引き起こす要因となります。iPS細胞エクソソーム(上清液)に低まれる抗炎症性サイトカイン(IL-10、TGF-βなど)は、脳内の過剰な炎症を抑え、損傷を最小限に抑える効果が期待されています。

アポトーシス(細胞死)の抑制

  • 脳梗塞後には、酸化ストレスや炎症によって神経細胞のアポトーシス(プログラム細胞死)が進行します。iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる成分は、アポトーシスの抑制を通じて神経細胞の生存を助ける可能性があります。

iPS細胞エクソソーム(上清液)を脳梗塞治療に利用するメリット

  • 細胞移植不要のため安全性が高い
    iPS細胞そのものを移植する場合と異なり、がん化のリスクがなく、安全性が高いです。
  • 免疫拒絶のリスクが低い
    エクソソーム(上清液)には免疫反応を引き起こす細胞成分が含まれていないため、他人由来のiPS細胞から作られたエクソソーム(上清液)でも使用することが可能である。
  • 早期投与で二次損傷を防げる可能性
    脳梗塞発症直後の炎症や細胞死を抑制できるため、後遺症の軽減や回復促進が期待されます。

肺の病気におけるiPS細胞エクソソーム(上清液)の治療効果の可能性

肺の細胞再生促進

  • iPS細胞エクソソーム(上清液)には肺胞上皮細胞の成長を促進する因子(FGF、HGF、EGF)などが含まれており、損傷した肺組織の再生を助けることが期待されています。
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺炎などで損傷した肺胞上皮の修復を促進する可能性があります。

抗炎症作用

  • IL-10やTGF-βなどの抗炎症因子を含むiPS細胞エクソソーム(上清液)は、過剰な免疫応答によるはいの炎症を抑える作用が期待されています。
  • 肺炎や間質性肺炎など、肺内の慢性炎症による損傷の進行を防ぐ効果があると考えられます。

線維化の抑制

  • 肺線維化は肺胞が硬くなり、ガス交換ができなくなる疾患で、特発性肺線維症(IRF)などに見られます。
  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる抗線維化因子が線維化を引き起こす肺線維芽細胞の活性化を抑制することが示唆されています。
  • HGF、VEGFが、損傷部位の修復を助け、線維化の進行を遅らせる効果があると考えられています。

血管新生と酸素供給の改善

  • VEGFなどの成分が、肺の血管新生を促進することで、肺の酸素交換能力を改善する効果が期待されます。これにより肺機能不全の進行を抑えることができる可能性があります。

対象となる肺の病気

  • 慢性閉塞性肺疾患
  • 特発性肺線維症
  • 間質性肺炎
  • 肺炎

変形性膝関節症におけるiPS細胞エクソソーム(上清液)の治療効果

軟骨修復の促進

  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる(TGF-β、FGF-2、IGF-1など)は損傷した関節軟骨の修復や再生を促す作用があります。
  • これらの因子が軟骨細胞の増殖とマトリックス合成を刺激し、軟骨組織の厚みや質を改善する可能性があります。

抗炎症作用

  • 変形性膝関節症では、慢性的な炎症が軟骨の劣化を加速させます。IL10やTGF-βなどの抗炎症因子が、関節内の炎症反応を抑制することで、軟骨破壊の進行を遅らせることが期待されます。

痛みの軽減

  • 変形性膝関節症の痛みは、炎症性サイトカインや神経終末の刺激が原因となります。iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれる成分は、痛みを引き起こす炎症因子を抑止し、神経の過敏状態を和らげることで関節痛の軽減が期待されます。

iPS細胞エクソソーム(上清液)を変形性膝関節症治療に利用するメリット

  • iPS細胞そのものを使用しないため、腫瘍化のリスクや免疫拒絶反応の心配がない。
  • エクソソーム(上清液)を関節内に直接投与することで効率的に軟骨再生や炎症抑制の効果を発揮できる。

iPS細胞エクソソーム(上清液)がEDに与えるとされる効果

血管新生の促進

  • EDは陰茎の血流障害が原因の一つです。
  • iPS細胞エクソソーム(上清液)に含まれるVEG(血管内皮細胞成長因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)などの因子は、新しい血管を形成する血管新生を促進し、陰茎の血流を改善する可能性があります。

神経再生の促進

  • 神経障害が原因のEDに対して、iPS細胞エクソソーム(上清液)はNGF(神経成長因子)を含んでおり、損傷した神経の再生をサポートする可能性があります。これにより陰茎の感覚や神経伝達の機能が改善されることが期待されます。

線維化の抑制

  • EDの一部は、陰茎の線維化(硬化した組織の形成)が原因となります。iPS細胞エクソソーム(上清液)は、線維化の進行を抑制することで、陰茎の血流を維持する可能性があります。

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